公共マリーナの民営化・収益化
2014年、大阪市営の大阪北港ヨットハーバーが日本で初めて完全民営化が行われ、ビードがその再生と運営を行い、 赤字体質のヨットハーバーを短期間で黒字化させました。これは、艇の管理業務だけをマリーナ基盤事業とした今までの公営ハーバーの運営から脱却し、 民間集客施設として転換したことが大きな要因です。今後もマリーナの基盤事業の改善のみならず「集客施設」として開発事業を進めていき、 「大阪北港マリーナHULL」を関西を代表するマリンリゾートへと成長をさせてまいります。
従来の契約オーナーに依存しない事業
大阪北港マリーナが持つ広い敷地を活用し「飲食店・セーリング用品の物販・宿泊施設・クルーザーによる船上宿泊施設」などのコンテンツを展開、事業化していきました。そして、 ウェディング、パーティー、イベントなどの集客力の高いイベント誘致も積極的に行い、収入増加につなげています。
管理業から集客業への転換・効率的な運営によるコスト削減
マリーナの常識である艇の管理業から「集客施設の運営業務」への意識改革を行いました。 人的コストを減らすために、マリーナ管理システムとWEB予約管理の運用を開始し、一部の管理業務の一元化も実施しました。その結果、効率の良い集客と業務改善を行っています。
空きスペースの有効活用による新規収入
老朽化した施設の一部改修を行い、「空きスペースの有効活用」による集客とSDGsの一環として新規事業を実施しました。 コンテナ・トレーラーハウスやキャンピングカーを活用した空きスペースでは、テナント募集や、宿泊施設・ドミトリー・の運営を行いました。 他にも、スロープのビジター利用、ヨット以外の艇の乗り入れ、ビジター桟橋の有効活用などの空きスペースも活用していき、新規収入を獲得しています。
イベントなどの誘致
船上宿泊事業の開始
管理の一部一元管理
WEBマーケティングの強化
コンテナカフェの開業
カフェのリニューアル
ホテル宿泊事業の開始
完成日 | 2014年4月 |
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所在地 |
大阪北港マリーナHULL 〒554-0052 大阪府大阪市此花区常吉2-13-18 Google Maps |
パートナー |
大阪市 大阪海洋スポーツ振興協会 |
担当工程 | 企画・開発/ディレクション/ブランディング |
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